愛知学泉大学現代マネジメント学部の堀田先生が担当する現代マネジメント実習では、今年も「いなぶまゆっこ(まゆっこクラブ)」の方々にお世話になります。「いなぶまゆっこ」とは桑の育成から養蚕、繭づくり、作品制作に至るまでを一貫工程で行っている団体です。
5月22日(火)は豊田市稲武地区を訪れて、地元の小学生に紙芝居やクイズで蚕の飼い方を教えたり、まゆ細工を紹介したりしました。「どうすれば子どもたちに喜んでもらえるか」を考えながら練習を重ねた学生たち。試行錯誤しながらではありましたが、当日は子どもたちに喜んでもらうことができました!
午後は「いなぶまゆっこ」の方々にまゆ細工の作り方について教わりました。昨年度と同様に秋のイベントで体験教室を開催するために、今回はまゆ花(バラ)と来年の干支であるイノシシを制作。まゆ花はリースやバスケットにつけて、リボンで可愛らしくデコレーションをして完成させました。(昨年のイベントの様子はこちら)
細かい作業が多く苦戦をしている学生もいましたが、最終的には学生たちの若いアイディアにより素晴らしい作品が完成しました。最後は自分で作った作品を持って記念撮影し、お世話になった「いなぶまゆっこ」の方々にお礼の言葉を伝えました。
「いなぶまゆっこ」の方々が受け継ぎ守ってきた伝統的な技術は、今後も学生がイベント等で各方面に伝え広げていきます。自分たちに出来ることは何かを考えながら、学生ならではのフレッシュな力で稲武を盛り上げてくれることに期待します。