先月行われた安城学園高等学校 学園祭で制作した展示物が、安城市内の小学校3校で順次展示されています。

展示物はウクライナの文化や言葉、ウクライナ侵攻などについて知ることができる3択のウクライナクイズ20問。10月某日、クイズが展示されている新田小学校に、このクイズを作った商業2年2組の金丸あゆみさんと担任の地頭雅春先生が訪問しました。商業2年2組ではウクライナをクラス企画とし、その一つとして「ウクライナクイズ」を制作。制作などにご協力いただいた安城市出身でウクライナに移住していた葛西孝久さんとのつながりで、新田小学校に展示されることになりました。そして新田小学校の岡戸校長のご紹介で、引き続き市内の小学校2校で順番に展示されることになりました。

金丸さんは新田小学校の卒業生で、なつかしの母校で小学生たちがクイズにチャレンジする姿を目にし、「学園祭のために作ったものが、このような形で使ってもらえ、実際に楽しんでクイズを解いている姿が見られて、すごくうれしい」と話し、「遠い国でも私たちは繋がっているということを感じてもらいたいし、困難な状況でもがんばっている人たちを知って、みんなで助け合うことや平和の大切さを考えてもらえたらと思います」と話していました。

この日はケーブルテレビKATCH(キャッチ)さんに取材いただきました。