12月3日(木)~13日(日)、岡崎城西高等学校と岡崎市美術館が共同で「僕らの巨大造形と未来をつむぐアーティスト展」を開催しました。本展では岡崎城西高校美術部の過去10年間の活動記録、現役美術部員の個人作品、美術部OBをはじめとした岡崎の未来を担う若きアーティストたちの作品、美術部全員で制作した巨大造形など、エネルギー溢れる作品をご来場のみなさまにご覧いただきました。

展示会の準備は入念に、一つずつ作品の見せ方にもこだわりながら丁寧に作業しました。特に大変だったのはペットボトルキャップ約10万個を使った「歌舞伎十八番『暫』」の搬入。高さ約5m、幅約6m、重さ約1トンもある巨大造形をパーツごとに分解してから運び、再度美術館で組み立て直したとのことです。いつもは中庭に置いてある作品ですが、館内に展示しても圧倒的な存在感でした。

今年度はコロナウィルス感染症の収束を願い、疫病退散にご利益があるとされている日本古来の妖怪アマビエをペットボトルキャップで制作しました。それ以外にも過去の作品も写真を実物大にして展示したり、制作の様子は写真パネルで紹介したり、岡崎城西高校美術部の活動を多くの方に知っていただく機会になりました。

本展のインスタグラムでは各作品の作家紹介も行っておりますので、こちらも是非ご覧ください!