愛知学泉大学ライフスタイル学科では、中高家庭科教員を目指す学生にマンツーマン体制で支援・指導を行っています。教員からの手厚い指導はもちろん、教職オリエンテーションで合格した4年生から話を聞くなど、先輩・後輩のつながりを重要視しています。同じ夢をもつ仲間ととことん一緒に頑張れるのが、愛知学泉大学教職課程の特徴の一つです。
今回は先輩から後輩へ「教員への道」を伝える取り組みの一環として、合格した先輩の竹下さん(4年生)から教員採用試験2次試験対策の被服指導を受ける後輩の犬塚さん(3年生)の様子をご紹介します(2019年11月実施)。
きちんとお話をするのは初めての2人。最初は少しぎこちない様子でスタートしましたが、1次試験対策や勉強法などを話していると徐々に緊張がほぐれていきました。
「まず大事なのは筆記対策。専門教養は地道に頑張るしかない!」
「一般教養は範囲が広いから、自分の得意な分野から伸ばした方がいいよ。」
「小論文は先生から全然ダメと添削されてもめげずに!そのうち教育用語がわかるようになるから!」
など、これから受験をする犬塚さんへ自身の体験談をもとにアドバイスをする竹下さん。合格した先輩から直接話を聞ける貴重な体験となりました。
一通り説明を聞いたあとは、実際に教員採用試験で出題された実技試験問題に挑戦しました。裁縫が苦手だという犬塚さんに「私も最初は全然できなかったから大丈夫だよ」と一つずつ丁寧に教える竹下さん。手縫いの基本であるまつり縫いやミシンのセットの仕方など、先生に少し聞きづらいことも遠慮なく質問ができると好評でした。
今回の指導を受けた犬塚さんは「採用試験までにやらなければならないことが明確になった。先輩のように合格できるように頑張りたい」と話してくれました。本番まであと数ヶ月。最後まで悔いの残らないよう頑張ってもらいたいです。