愛知学泉大学家政学専攻では、本気で中学・高校の家庭科教員を目指す学生に対して、学生のやる気を高めるようなサポート体制を整えています。筆記試験や面接対策はもちろん、学生が勉強に集中できるような環境を考慮したり、本気で学生と一緒に課題を考えたりと、日々学生に寄り添いながら先生方も指導を行っています。以下、今年度の取り組みの一部をご紹介します(詳細はこちらをご覧ください)。
2月の教職オリエンテーションでは、これからの勉強法について先生と話し合いました。春休みから本格的に勉強会が始まると、まずは受験する自治体の過去問を一人ひとり分析していきます。調べると「○○県は教育心理がよく出題される」などの傾向がわかり、効率的に勉強を進めることができます。
また有名な某受験漫画をヒントに、問題を解いたあとは「解答できた・できなかった」「得意・不得意」な単元をホワイトボードに貼り出します。毎回記録をつけることで「得意だと思っていたけれどできなかった」「苦手だった問題ができるようになってきた」など、自分の強みや弱みを明確にできると学生にも好評でした!
一次試験が終了したらいよいよ二次試験対策。模擬授業では板書の仕方や適切な発問ができているかなど、多くの先生方が細かくチェックをしてくれます。
親身になりながらも時には厳しく指導してくれる先生方の期待に応えたいと、学生の顔つきも真剣そのものです。終わったあともそれぞれ先生のところへ行って改善点やアドバイスを聞き、何度も練習をすることで対応力を身に付けていきました。
学生は合格できるか不安になったり、勉強が思うように進まず悩んだりしたこともありましたが、同じ目標をもった仲間と一緒だから頑張ることができたと言います。今後も教員を目指す学生には、一人ひとりの無限の可能性を信じてサポートしていきたいと思います。