1月22日(火)、23日(水)に愛知学泉大学家政学部こどもの生活専攻4年生の卒業研究発表会が行われました。63名の学生が子どもの教育・保育に関する研究成果の集大成を教職員・在学生の前で披露。少し緊張している学生もいましたが、小学校の先生、幼稚園の先生、保育士を目指すこどもの生活専攻の学生らしく明るく元気に発表していました。
保育、食育、教科指導、教育相談、福祉など、研究テーマが多岐にわたるのもこどもの生活専攻の特色です。聴講した学生も質疑応答をすることで、さらに学びを深めるよいきっかけとなりました。以下は研究テーマの一部です。
◆保育者の役割を考える -ボランティア先の保育士に焦点をあてて-
◆日本人の「思いやり」その心と行動 -昔話『かさこじぞう』を通して-
◆情操教育を基にした絵本の効果について
◆音楽がもたらす可能性 保育現場の音楽教育における現状と今後の一考察
◆イタリアの保育と日本の保育の違いの考察 ~レッジョエミリアの教育から学ぶこと~
◆食物アレルギーの子どもに対する保育士の対応
◆幼少期の音楽経験における童謡の役割
◆野菜が嫌いな子どもに対する支援方法の検討 ~大学生へのアンケート調査から~
◆みんな集まれ、お絵描きの時間だよ! -描画発達の理解と子どもの絵への関わり方-
◆理科離れの現状と、指導についての考察
◆認知症高齢者への自立支援 介護士と家族の意識と関わり
◆過去の逆上がりの経験とイメージとの関係
◆心に響く道徳の授業の在り方に関する研究
全発表の終了後は、専攻主任の加藤先生から最優秀発表賞の発表!受賞した学生は「まさか自分が選ばれるとは」と驚きながらも、これまで学んできたことや4月から保育士として勤める抱負を語ってくれました。
最後はゼミごとに集まって一緒に学んだ仲間と記念撮影をしたり、ゼミの先生から心温まるメッセージをいただいたり、お世話になった先生や助手さんに感謝の気持ちを伝えたりする学生の姿があちこちで見られ、学生と教職員の絆の強さを感じました。4年生のみなさん、お疲れ様でした!