11月8日(木)、愛知学泉大学の教員と学生が愛知県立松平高校を訪れて「なるには講座」(2年生進学希望者対象の進路ガイダンス)を行いました。愛知学泉大学と松平高校は今年4月に「高大教育連携協定」を締結しており、今回はその連携の一環として2年生の進学希望者向けに栄養・保育・看護・工学・経済の5講座を開講しました(高大教育連携協定の詳細はこちらをご覧ください)。

※なるには講座の5講座は以下の通りです。

栄養分野(家政学部管理栄養士専攻 浅田先生)
 管理栄養士・栄養士の資格の違いや、「管理栄養士とは一体どんな仕事をするのか」「どんな人が向いているのか」などについて説明しました。

保育分野(家政学部こどもの生活専攻 古川先生)
 絵本・紙芝居を紹介しながら「保育の道を目指すにはたくさんの絵本を読んでほしい」とアドバイス。学生は手袋シアターの手遊びを披露しました。

看護分野(家政学部こどもの生活専攻 黒谷先生)
 看護師・保健師の仕事内容について説明。また聴診法による血圧測定や、子どもの保健の授業で学生も実際に学んでいるバイタルサインチェックを体験してもらいました。

工学分野(現代マネジメント学部 今泉先生)
 システム工学における研究動向や課題について紹介。また工学分野への進路実現に向けてのアドバイスを送りました。

経済分野(現代マネジメント学部 金森先生)
 大学に進学する際の参考にと経済学、経営学、商学の違いについて説明。また高校・大学で取得するのに有利な資格などにもふれながら、今後のライフプランを考える重要性について考えてもらいました。

飯田現代マネジメント学部長 全体説明
管理栄養士専攻 浅田先生の栄養講座
こどもの生活専攻 古川先生の保育講座
学生手作りのおもちゃ
こどもの生活専攻 黒谷先生の看護講座
血圧測定を体験
現代マネジメント学部 今泉先生の工学講座
現代マネジメント学部 金森先生の経済講座

講義後は松平高校の加藤校長先生へ高校生たちの反応や内容を報告。学生自身が高校生の時に知りたかった情報を伝えるなど、学生ならではの視点で説明した部分もあり、その部分は校長先生からも高い評価をいただきました。今回の先生方の専門的な講義や高校生と年齢の近い学生たちの話が、今後の生徒さんの進路決定に役立てばと思います。

初めての取り組みということもあって開講までに苦労した部分もありましたが、本学と松平高校の担当教員同士で上手く協働していただいたおかげで、今回のような「なるには講座」という教育連携の第一歩を踏み出すことができたと飯田学部長は言います。今後も意義のある教育連携事業を展開していけるよう、より密接な交流を深めていきたいと思います。