平成28年4月9日(土)、安城市民会館にて安城学園高等学校の第28次創作ミュージカル「黄金色(きんいろ)の明日」を上演しました。

今回の創作ミュージカルのテーマは「本当の正義とは何か」と「他人事ではなく自分事」。国境沿いに住む主人公に、突然祖父から森の権利書が届きます。難民としてこの地に来た子と知り合い、この権利書を巡りドラマが生まれる中で、どこか他人事であった難民問題に主人公が真剣に取り組むことになるお話しです。午前中は新入生歓迎会の一企画として新入生に、午後からは学外の方向けに公演しました。

昨年の5月に創作委員会を立ち上げ、現代社会や身近な問題を生徒と教師が一緒になって議論していく中で、約半年間かけて脚本を作り上げました。その後、演劇部や生徒会の協力のもと、スタッフ・キャストが一丸となって、演技の練習や大道具・衣装などの制作、そしてミュージカルの作詞・作曲、ダンスの振り付けなどに取り組みました。

ほとんどのキャストが、芝居も歌もダンスも未経験です。舞台装置も衣装も音楽も初めて経験するスタッフもいました。しかし、仲間と力を合わせてひたむきに舞台を創る姿は、新入生や観客にも伝わったことでしょう。

ミュージカル公演の模様ミュージカル公演の模様ミュージカル公演の模様ミュージカル公演の模様