9月28日(金)・29日(土)、安城学園高校の学園祭が開催されました。今年のテーマは「新歩~希望の花が咲く道を~」です。自分たち高校生が描く希望の道に向かって、自分らしく「新たな一歩」を歩み始めようという意味が込められています。
展示・舞台発表は夏休み前から討議を重ねて作業を進めた生徒たち。思わず写真を撮りたくなるような1年生のデコレーションや、大人も感心するほど徹底的に調べ上げた2年生の研究調査、全員で遅くまで残って練習した3年生の舞台発表など、さまざまな企画を楽しんでいただきました。
また学園祭実行委員会が「原発」に関するシンポジウムを開催。先生と実行委員会が賛成・反対にわかれて、原発のコストや安全性、エネルギー問題、東北でのフィールドワークで学んだことなどを発表しました。東日本大震災をきっかけに交流を続けている岩手県立大船渡東高校や系列校の岡崎城西高校の先生・生徒など、一般の方にも参加していただきました。
また「安城市における原子力発電所建設」の賛否を問う模擬住民投票も実施。全校生徒も模擬投票することで「原発」の今を知り、自分たちの未来について真剣に考えることができました。
閉会式では各企画の優秀作品の表彰が行われ、受賞したクラスの生徒や先生の歓声が体育館に響き渡りました!最後は6月から学園祭の準備をしてくれた生徒会・学園祭実行委員に感謝の拍手を贈り、温かい雰囲気の中で学園祭は終了しました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。