9月22日(土)~24日(月)、「第7回スペシャルオリンピックス日本 夏季ナショナルゲーム・愛知」が開催されました。スペシャルオリンピックスとは知的障がいをもつアスリートがトレーニングの成果を競い合う場のことで、夏季と冬季それぞれ4年に1度開催されています。
愛知学泉大学・愛知学泉短期大学からは「障がい児保育」や「ボランティア活動」を学ぶ学生や、日頃から地域の方々と交流している学生会の学生など約70名が参加。幼児期の子どもを対象としたヤングアスリートプログラムやアスリート宿舎のサポート、交流会の運営に携わりました。
ヤングアスリートプログラムでは「歩く・走る」「バランス」「ボールを蹴る」「跳ぶ」「ボールを投げる・キャッチ」の5テーマが与えられ、学生は子どもたちが身体を動かしながら楽しめるゲームを考えました。興味を引くためにアンパンマンの絵を描いてみたり、リハーサルで安全性を確認したりとグループにわかれて作業を進めていきます。ゲームは参加した子どもたちに大好評で、子どもと関わる仕事を目指す上で貴重な経験となりました。
宿泊施設ではアスリートの迎え入れや食事場所や浴室への誘導、夕食準備・片付け、夜間警備などを担当。今回のボランティアを行うにあたり、本学から7名(学生5名、教員2名)が2回のリーダー研修会に参加して、アスリートとの接し方や心得などの研修を受けました。
また学生会のメンバーはアスリートとの交流会を企画し、じゃんけん列車や木とリスなどのレクリエーションを一緒に楽しみました。学生が手作りした「記念うちわ」のプレゼントも喜んでいただき、最後には全員でうちわをもって記念撮影!交流会ではアスリート同士もコミュニケーションを深めることができたようで、学生は多くの方々をつなげる役割も務めていました。
活動を終えたら反省会を行い、日々改善をしながら一生懸命ボランティアに取り組んだ学生たち。3日間の活動を通して「チームで働く力」を最大限に発揮しながら、本学の建学の精神である「真心・努力・奉仕・感謝」の四大精神の大切さを学ぶことができました。