平成28年から愛知学泉大学家政学部でスタートした豊田市旭地区のボランティア活動。今年も豊田市旭地区で活動する諸団体の協力のもと、地元の人と共に地域を活性化する地域連携活動を行っています。
9月3日(月)は、全9グループが5月に実施した回遊調査(詳細はこちら)から夏休みまでの活動を振り返ながら、情報を共有し合う「未来へつなぐアウトリーチ」活動発表会が行われました。各グループが活動内容、活動中に獲得・発揮できた力(pisa型学力・社会人基礎力など)、今後の課題について発表しました。
一人暮らしの高齢者が多い浅野自治区では直売所を地域の交流の場とするため、学生がスモモで作ったジャムやクッキーを無料で配布。今後は直売所で売れ残った野菜を使って、栄養学の知識を取り入れながら手軽に作れるレシピを考案するなど、学生自ら課題を発見することができました。
おどの夢をかなえる会では、毎年夏に行われている「夢かけ風鈴まつり」のお手伝いとしてコケ玉作りや風鈴の絵付け、盆踊りに参加しました。中でも学生が考案した地元のスモモを使った飲み物「すもっぺ」は大好評!後期もお月見の会などのイベントにも協力させていただき、学生たちのフレッシュな力で会場を盛り上げていきます。
豊田市社会福祉協議会では施設の利用者さんとの交流はもちろん、栄養士の方に食事形態の説明を聞いたり、看護師の方による嚥下体操に参加したり、将来管理栄養士を目指す学生にとって貴重な学びとなっています。今後は後期のぬくもり祭に向けて、利用者さんと交流を深めながら準備を進めていきます。
こちらで紹介できたのは3グループでしたが、どのグループも「教室で学べないようなことが経験できた」「今後も旭地区の役に立てるように頑張りたい」など、前向きなコメントを残してくれました。後期も地域活性化に貢献できるように取り組んでいきます。