学校法人安城学園
『教育にイノベーションを』−安城学園100年の歴史と展望−
第3章 拡張の道は広く - 後継者の覚悟 #7 (第123話)
公開日 2012/10/02
グラウンドから見た岡崎城西高等学校の校舎(昭和 45年) 女子短期大学・大学短期大学部にあっては、昭和45(1970)年に幼児教育科公開講座を開始し、斯界(しかい)に存在感を高めたが、昭和50年代に入ると、改編の手を加えていった。
 昭和50(1975)年に被服科を服飾科に名称変更。昭和53(1978)年には桜井キャンパス・岡崎新キャンパスを竣工して、幼児教育科を桜井キャンパスへ、他の科を岡崎キャンパスへ移転した。さらに翌54(1979)年、短期大学の4科を統合。安城学園大学短期大学部を廃止し安城学園女子短期大学幼児教育科に。その幼児教育科の入学定員を昭和55(1980)年に50名から100名に増員と、改編を進めたのである。
 安城学園女子短期大学附属高等学校においては、

・白百合寮を新築(昭和46年)
・本館・北館の東側に校舎増築および視聴覚教室を改造しアナライザーを設置(昭和52年)
・富山県栃折に「心のふれあい学校舎」を取得(昭和54年)

 と施設を充実する一方、昭和46(1971)年、創作活動を試行(同50年に本格実施)、同48(1973)年にはアメリカから初の留学生を受け入れ、54(1979)年にリーダーズキャンプを実施するなど、多様な教育体制がとられていった。
 “姉妹校”である岡崎城西高等学校でも施設増強が進む。昭和45(1970)年には校歌制定や夏山合宿を始めて、学校の“絆”を強める中、昭和51(1976)年に中央棟(昭和57年にさらに増築)、同54(1979)年には東棟を新築竣工して、校容を一新していった。
 幼稚園関係においても、大きな進展があった。
 昭和45(1970)年、安城学園大学附属幼稚園が保育室を増築した。翌46(1971)年には安城学園女子短期大学附属幼稚園が新しい敷地に新築されて面目を一新する中、昭和50(1975)年に桜井幼稚園(現愛知学泉大学附属桜井幼稚園)を新に開園した。
(つづく)
※ 文中敬称略
 
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