『教育にイノベーションを』−安城学園100年の歴史と展望−
第1章 社会適応の人材育成 - クラブ活動に社会人基礎力 #5 (第50話)
公開日 2012/06/30
山本は、スポーツ活動における大切なテーマは、学生一人ひとりが成長するために「自分の能力を出し切る」ことに挑戦していくことだ、とする。
さらにその説くところは、一人ひとりの選手が力を出し切ることは「個人としての成功」につながることはいうまでもないが、学生自らが自分の能力に挑戦しながら自己を高めること、その真摯な姿勢がメンバー間の信頼関係を生み出し、チームとしての協調をつくり「チームとしての成功」につながる。チームスポーツ活動の意義の多くは結果を出すための過程にあるというのだ。
これは、社会人基礎力の能力要素の獲得を通した“潜在能力の開発”であり、それは建学の精神に基づくものでもある。
愛知学泉大学のクラブ活動を最も代表するバスケットボール…。その部の監督がこうした理論と実践例を学園報告討論会で発表したことによって、社会人基礎力育成を糸口として、学生・生徒に学力・体力とともに社会で生きていくために必要な適応力の育成に傾注しようというムードは学園内に一層高まることになった。
そうした意味で、大学では従来からクラブ奨学生制度を設けてクラブ活動の興隆を図っているが、「無限の可能性」プログラムと並行して、新たな基準のもと“スポーツ推薦”制度を設けることにした。
“2011学泉スポーツ推薦”と銘打って、来春開設の現代マネジメント学部(現代マネジメント学科)の学生を対象に、バスケットボール、サッカー、空手道、ハンドボール、硬式野球、ソフトテニス、硬式テニス、剣道の各クラブで奨学制度を定め、従来の制度をさらに充実させるという。
いうまでもなく、ねらうのは、クラブ活動を通じての社会人基礎力の育成を促進するところにある。
さらにその説くところは、一人ひとりの選手が力を出し切ることは「個人としての成功」につながることはいうまでもないが、学生自らが自分の能力に挑戦しながら自己を高めること、その真摯な姿勢がメンバー間の信頼関係を生み出し、チームとしての協調をつくり「チームとしての成功」につながる。チームスポーツ活動の意義の多くは結果を出すための過程にあるというのだ。
これは、社会人基礎力の能力要素の獲得を通した“潜在能力の開発”であり、それは建学の精神に基づくものでもある。
愛知学泉大学のクラブ活動を最も代表するバスケットボール…。その部の監督がこうした理論と実践例を学園報告討論会で発表したことによって、社会人基礎力育成を糸口として、学生・生徒に学力・体力とともに社会で生きていくために必要な適応力の育成に傾注しようというムードは学園内に一層高まることになった。
そうした意味で、大学では従来からクラブ奨学生制度を設けてクラブ活動の興隆を図っているが、「無限の可能性」プログラムと並行して、新たな基準のもと“スポーツ推薦”制度を設けることにした。
“2011学泉スポーツ推薦”と銘打って、来春開設の現代マネジメント学部(現代マネジメント学科)の学生を対象に、バスケットボール、サッカー、空手道、ハンドボール、硬式野球、ソフトテニス、硬式テニス、剣道の各クラブで奨学制度を定め、従来の制度をさらに充実させるという。
いうまでもなく、ねらうのは、クラブ活動を通じての社会人基礎力の育成を促進するところにある。
(つづく)
※ 文中敬称略
※ 文中敬称略