学校法人安城学園
『教育にイノベーションを』−安城学園100年の歴史と展望−
第1章 社会適応の人材育成 - 学部再編で推進さらに #4 (第31話)
公開日 2012/06/08
トヨタグループ関連企業の工場見学 “新学部において育成する人材像”は、いわば“複眼的な視野を持つ人材”、それは「まちづくり」に十分貢献し得ると確信づけられた。
 ここに、大学では豊田キャンパスを「地域社会のデザイン」をモチーフとした教育研究活動の拠点と位置づけるとともに、既存の2学部を融合して、「現代マネジメント学部」を設置することにしたのだった。
 大学では、その布石とともに、「ライフスタイルのデザイン」と「地域社会のデザイン」の両方が必要であるとし、岡崎キャンパスは「ライフスタイルのデザイン」をモチーフとした教育研究活動の拠点と位置づけ、岡崎、豊田の両キャンパスを車の両輪のように機能させることにした。
 ねらうは、「幅広い職業人の育成」、「総合的な教養教育」、「社会貢献(地域貢献、産学官連携、国際交流等)」という3つに焦点を当てた“地域貢献大学”だ。

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 現代マネジメント学部は、その教育目標から、地域社会にかかわる多様なマネジメント能力とともに、「基礎学力」「専門知識・技術」「社会人基礎力」を統合的に身に付けるための教育実践にも力を入れる。
 ちなみに、年次ごとの学習目標と特徴は、

◆1年次
基礎教養とともに現代社会の課題とマネジメントの基礎を学ぶ。/「基礎学力」「専門知識・技術」「社会人基礎力」を統合的に身に付けるために、『問題解決基礎』で「社会人基礎力」に対する意識付けを行い、問題解決に必要な基本スキルを習得する。

◆2年次
地域社会とマネジメントに関する専門的な知識・技術を学び始め、簡単なPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)に取り組む。/「基礎学力」「専門知識・技術」「社会人基礎力」を統合的に発揮させて問題解決能力を育成する。

◆3年次
地域社会とマネジメントに関するより専門的な知識・技術を学び、専門ゼミナールなどで問題解決学習を行う。産学・官学連携PBLにも取り組む。/「基礎学力」「専門知識・技術」「社会人基礎力」を統合的に発揮させて高度な問題解決能力を育成する。

◆4年次
これまで学んだことの集大成として卒業研究に取り組む。卒業に必要な科目は原則3年次まで修得可能だが、さらに単位を取得して教養を広めたり、専門を深めたりすることができる。

(新学部パンフレットから要約)
(つづく)
※ 文中敬称略
 
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